ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
遺伝子:不完全顕性(不完全優性)
コンプレックス:ブルーアイリューシスティック
発見者:Vin Russo発見年:1996
タイプ:カラー
別名:Russo Line Het Leucistics/Het White Diamond/Lemon Ball
聞くだけでモルフに詳しくなれる🔥
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
To all Ball Python Breeders Worldwide
We take my hat off to ball python breeders all over the world.
We also hope to increase the number of ball python fans in Japan.
ボールパイソン ルッソは、主に色に影響を与える不完全優性(顕性)のカラーモルフです。
ルッソは、ブルーアイリューシスティックコンプレックスです。
ルッソは、ノーマルのボールパイソンと比べると、エイリアン柄が明るい黄色をしています。
体の基調となる色は、黒色や黒褐色を示します。
また、体の側面のエイリアン柄の間は、炎のようなハイライトが確認できる個体も多くいます。
体の模様は、ノーマルに近い表現を示しますが、ノーマルと比べると若干エイリアン柄の黒いスポットが退縮している個体が多いです。
ルッソはスーパー体になると、ブルーアイリューシスティックコンプレックスで白蛇になります。
スーパールッソは、ブルーアイリューシスティックコンプレックスの中でも、綺麗な白蛇だとも言われており別名: ホワイトダイヤモンドとも呼ばれます。
ボールパイソン ルッソは、1996年、Vin Russoにより発見されました。
Vin Russoは、1996年にアフリカより、模様が綺麗な黄色のボールパイソンを輸入し「ハイイエロー レモン」と名付けました。
その後、2002年には、「ハイイエロー レモン」同士の交配から白蛇(「ホワイト ダイヤモンド」)を孵化させ「ハイイエロー レモン」が不完全優性(顕性)遺伝であり、ブルーアイリューシスティックコンプレックスである事を証明しました。
また、Vin Russoは「レモンボール」という名前が紛らわしいかつ、他にもブルーアイリューシスティックコンプレックスのモルフが発見されていたこともあり、「ハイイエロー レモン」を「ルッソ ライン ヘット リューシスティック(Russo Line Het Leucistics)」と呼ぶことに変更したそうです。
体の基調となる色は、黒色や黒褐色を示します。
また、体の側面のエイリアン柄の間は、炎のようなハイライトが確認できる個体も多くいます。
体の模様は、ノーマルに近い表現を示しますが、ノーマルと比べると若干エイリアン柄の黒いスポットが退縮している個体が多いです。
ボールパイソン ルッソのお腹は、中央は綺麗な白色のうろこで覆われています。また、腹板の両サイドには破線状の模様が現れる個体が多くいます。
ボールパイソン ルッソの尻尾は、体と同じような色を示します。
ルッソは、コンボになると体色を明るくしてくれる効果が期待できます。
明るめのモルフと合わせて鮮やかなコンボを目指すもよし、暗めのモルフと合わせて、赤みがかった黒のコンボを目指すもよしです。
また、大きな変化は無いにしろ、模様にもコンボによっては変化を与えます。
ルッソ スポットノーズクラウンは、ルッソの影響により発色が上がり、バックラインが赤みを帯びる綺麗な表現を示します。
背中からお腹にかけての黄色と白のグラデーションもとても美しいですね
ルッソ ファイア スポットノーズ クラウン、ファイアが入ることでさらに発色が上がり、模様がオレンジのような色を示します。
黄色とオレンジのシンクロが美しいコンボです。
ルッソはパイボールと組み合わさることで、ハイホワイトの表現をします。また、個体差がありますが、頭に模様が残る個体が多いです。
ルッソ パイボールは別名: Pinto Piedと呼ばれることもあります。
ルッソは、ファントムと合わさる事でうっすらと紫色をした綺麗な表現を示します。
また、ルッソとファントムのコンボは別名:オパールダイヤモンドと呼ばれます。
ルッソは、エンチと合わさる事で、通常のエンチより発色が上がっているのがわかるかと思います。
通常のエンチはもう少し、黄土いろや金色の表現をしています。モルフ図鑑 エンチ
黒系の代表格、GHIとの組み合わせです。
GHI モハベとも少し違った面白い表現をします。
GHI モハベはサイドが消失気味になるのに対し、ルッソは減退って感じかなと思います。
通常のシナモンより、明るくなっています。特にブラックバックが赤みを帯びた褐色になっているのはかっこいいですね。
また、サイドのお腹付近のハイライトの多くないっている気がします。
通常のシナモンより、明るくなっています。特にブラックバックが赤みを帯びた褐色になっているのはかっこいいですね。
また、サイドのお腹付近のハイライトの多くないっている気がします。
ルッソ ボンゴ クラウンの3重コンボです。
ルッソの影響をうけ、通常のボンゴクラウンのブラックバックがかなり明るくなっています。
ボンゴ クラウンの乱れた模様がさらに際立ち、とても美しい表現をしていると思います。
シナモン ルッソ チョコレート スポットノーズ クラウンの4重コンボです。
シナモン チョコレート スポットノーズ クラウンはダーク系の表現で最上級にかっこいいコンボです。
https://www.morphmarket.com/us/c/reptiles/pythons/ball-pythons/788090
そこにアクセントとしてルッソが入ることで、体色が赤みを帯び、コントラストが美しい表現を示しています。
ルッソはクラウンと組み合わさることで、バックラインが乱れる傾向があります。
また、個体によってはバックラインが一部虫食いのように完全に消失し、穴が空いたような表現を示します。
同じブルーアイリューシスティックのスペシャルクラウンと似ています。