ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン エンチは、模様と体色に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
ちなみに、エンチとは最初に発見されたアフリカの地域名に由来しています。
体の基調となる色は、黒色、または黒褐色をしており、その黒い部分がバンド柄を示します。
また、模様は、金色がかった暗褐色をしており、エイリアン柄のスポットは大幅に減少する傾向があります。さらに、エイリアン柄の頭部は逆サイドの柄とつながる傾向みられます。
エンチは、不完全優性(顕性)遺伝でありスーパー体も確認されています。
スーパーエンチになると、さらにエイリアン柄のスポットは消失し、完全なバンド柄が全体を覆います。
また、エンチは単体では地味な色味ですが、パステルなどの発色をあげるモルフをコンボになる事で綺麗な表現を示します。
ボールパイソン エンチは、2002年にSweballsによって初めて繁殖されました。
1998年、Sweballsはアフリカのガーナより、エンチの原種となるオス、メスの数匹のペアを輸入し、2002年にエンチの初めての繁殖に成功しました。
また、その翌年の2003年にはスーパーエンチが繁殖され、不完全優性(顕性)遺伝子であることがSweballsによって証明されました。
ボールパイソン エンチの尻尾は、体色と同じような色をしています。
また、模様の乱れも体と同じような乱れ方をしています。