飼育

ボールパイソンの餌のサイズと頻度を徹底解説、冷凍ラットや冷凍マウスのサイズもご紹介

2022年07月18日

eyecatch

こんにちは、Lil BallsのIgaです。
ペットの飼育において大切な餌。ボールパイソンにご興味を持っている方なら、飼育下でのボールパイソンは主にマウスかラットを食べる事をご存じでしょう。

しかし、
「どのサイズのネズミを与えればいいかわからない」
「どれくらいの頻度で餌を与えればいいかわからない」
などと悩んだことはないでしょうか。

そこで、今回はそんな餌選びの悩みを解決すべく、ボールパイソンの餌について徹底解説していきます。

※ 本記事は、あくまで経験や過去の文献による一例なります。人間同様にボールパイソンもよく食べる子もいれば、あまり食べない子もいます。自分のボールパイソンに本当に適した量などは、実際に餌をあげながら様子を観察し決める事をお勧めします。

ボールパイソンの餌の種類とサイズ

冒頭でも触れましたが、飼育下でのボールパイソンには主に、餌用のマウスかラットを与えます。
餌のマウス・ラットの呼び方やサイズ幅はお店によって様々です。
そこで今回は、自社Lil Ballsが運営している餌ブランドLil Ratsのネズミを例として餌のサイズご紹介させて頂きます。
※ 一般的なサイズを基準にしておりますが、あくまでLil Ratsでの販売サイズとなりますのでご注意ください。

Lil Rats 〜 蛇ブリーダーの営む国産ラット・マウス販売店

Lil Rats 〜 蛇ブリーダーの営む国産ラット・マウス販売店

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ラット


ピンクラット

ほとんど毛が生えていない、生後間もない個体になります。

生後:1~5日程度
重さ:8 ~ 14g

ファジーラット

毛が生えたてほどの個体になります。目は開く直前の子が多いです。

生後:10~14日程度
重さ:15~24g

ホッパーラット

毛がきちんと生え、離乳した直前・直後くらいの個体になります。

生後:14~21日程度
重さ:25g~44g

※ Lil Ratsでは、25~34gをホッパーS、35g~44gをホッパーMとしています。

ヤングラット

生体一歩手前の個体になります。
Lil Ratsはヤングラットと呼んでいますが、ヤングラットと呼ばない店舗様もいらっしゃいますのでご注意ください。

生後:21~50日程度
重さ:45~104g

※ Lil Ratsでは、45~64gをヤングS、65g~84gをヤングM、85~104gをヤングLとしています。

アダルトラット

成体になった個体になります。

生後:50日~
重さ:105 ~

※ Lil Ratsでは、105~124gをアダルトS、125g~144gをアダルトM、150g以上の物はL、XL、XXL..としています。

マウス

ピンクマウス

ほとんど毛が生えていない、生後間もない個体になります。

生後:1~5日程度
重さ:1.5 ~ 4.4g

※ Lil Ratsでは、1.5~2.4gをピンクS、3.0g~4.4gをピンクMとしています。

ファジーマウス

毛が生えたか、生えてないかくらいの個体になります。

生後:6~13日程度
重さ:5.5 ~ 9.4g

ホッパーマウス

毛がきちんと生え、離乳した直前・直後くらいの個体になります。

生後:14~21日程度
重さ:9.5 ~ 13.4g

アダルトマウス

成体になった個体になります。

生後:21~42日程度
重さ:13.5 ~ 39.4g

※ Lil Ratsでは、13.5 ~ 16.4gをアダルトS、17.5 ~ 20.4gをアダルトM、20.5 ~ 23.4gをアダルトL、23.5以上の物はXL、XXLとしています。

リタイアマウス

ある程度歳を取り、繁殖から引退した個体になります。

生後:150日~
重さ:39.5g~


ボールパイソンに与える餌の頻度とサイズ

与える餌の頻度や、サイズはボールパイソンの大きさや、繁殖目的かペット目的かで大きく変わってきます。
繁殖個体の場合、体を大きくするためペット個体より沢山の餌を与えるのが一般的です。
特にメスの個体は、出産でとてつもないエネルギーを消費してしまうため、出産時はできる限り大き方が良いとされています。

一方で、ペット個体の場合、繁殖個体ほど沢山の餌は必要ありません。
冷凍ラットや冷凍マウスもタダではないので、経済的面からも必要以上にあげる事は避けたいですよね。

本記事は、ボールパイソンに初めて興味をもった、最近飼育を初めて見たけどよくわからない事が多い方向けの記事になりますので、今回はペットとして飼育するにあたり、ストレスない食事量を簡単にご紹介させて頂きます。

こちら、あくまで参考になります。人間でも体の大き人、小さい人、大食いの人、少食の人いるように、ボールパイソンに適した餌の量や頻度は個体差があります。
自分のボールパイソンに本当に適した量は、餌をあげながら様子を観察し決めてください。

ボールパイソン(生後3~5食目)

エサ:ピンクラット(8~14g) or ホッパーマウス(9.5~13.4g)
給餌のタイミング:5~7日間

ボールパイソンの重さ(200gより小さい)

エサ:ファジーラット(15~24g) or アダルトマウスS(13.5~16.4g)
給餌のタイミング:5~7日間

ボールパイソンの重さ(200~350g)

エサ:ホッパーラットS(25~34g) or アダルトマウスM/L(17.5 ~ 23.4g)
給餌のタイミング:7~10日間

ボールパイソンの重さ(350~500g)

エサ:ホッパーラットM(35~44g) or アダルトマウスXL/XXL(23.5 ~ 39.4g)
給餌のタイミング:10~14日間

ボールパイソンの重さ(500g~1500g)

エサ:ヤングラットS/M(45~84g) or アダルトマウスXL/XXL 2~3匹
給餌のタイミング:14~21日間

ボールパイソンの重さ(1500g以上)

エサ:ヤングラットL/アダルトラットS(85~124g) or ヤングラットS 2匹 or アダルトマウスL/XL 4~5匹
給餌のタイミング:21~56日間

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、ボールパイソンの餌について記事を書かせて頂きました。
いろいろ、参考数字を書かせて頂きましたが、あくまで目安としてお考えください。
また、ボールパイソンは食べて欲しくても食べてくれない、拒食の状態になったりする事もあります。
そのため、人間みたいにきっちり決まった量食べさせなければと神経質になる必要はありません。
ペットのボールパイソンの様子を観察しながら、体調に合わせて餌の量と頻度を考えてあげてください。
そうやって、ボールパイソンの事を考えるのもボールパイソン飼育の楽しさの一つだと思います。

拒食に関しては、気になった方はこちらにを見てみてください。

ボールパイソンの拒食の原因と対策15選!エサを食べてくれない理由を考察

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