ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
注射や内服で体に入った薬が、全身を回る前に肝臓を通り、そこで代謝されて量が減る現象。同じ量を入れても、入れた場所によって全身に届く量が変わることがあります。
爬虫類では、体の後ろ半分から戻る血液の一部が直接肝臓へ流れます。このため、肝臓で代謝される薬を体の後ろ側に注射すると効きが弱くなりうると考えられており、獣医学の資料は薬を体の前半分に注射すべきだとしています。
ボールパイソンでは、同じ麻酔導入薬を体の前と後ろに入れて比べた研究が2本あり、前に入れたほうが深く長く効きました。ただし、どちらの研究も肝臓での代謝そのものを測ったわけではなく、原因としてこの効果を推定しているにとどまります。当店の麻酔と鎮静の記事にまとめています。