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共優性

共優性とは、遺伝学の概念で2つの対立遺伝子が1つの生物に存在し、両方の遺伝子も検出できる場合を指します。具体的には、両方の遺伝子が同時に活動していて形質として現れます。

例えば、人間のABO血液型は共優性です。外見上では区別しにくい場合でも、A型とB型の両方の形質が確認できるために共優性といわれます。
ただし、爬虫類の場合は、ヘテロ接合時に特定の表現型が現れる場合において共優性と言われることが多いです。