ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
遺伝子:不完全顕性(不完全優性)
コンプレックス:スーパーストライプコンプレックス
発見者:Todd Constable発見年:2009
タイプ:カラー/パターン
別名:-
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン アスファルトは、色と模様に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
アスファルトは、スーパーストライプコンプレックスであり、同じコンプレックスのイエローベリーやグラベルと同じような表現をしています。
体の基調となる色は、暗褐色、黒褐色をしています。
また、体の背面は色が部分的に薄い、ハイライトが確認できる個体も多くいます。
さらに、体の側面のエイリアン柄の間は、炎のようなハイライトが確認できる個体も多くいます。
体の模様は、歪み、エイリアン柄の中身部分はオレンジ色の強い茶色、外縁あたりは、明るい黄色をしています。
また、アスファルトの特徴として、腹板の両側に現れる黒色の破線状模様があげられます。
アスファルトはスーパー体になると、背面は濃い黒色、側面は赤み・黄色みを帯びた黒褐色を示します。
模様は、エイリアン柄が大きく退縮し、ギュッとつぶれたような表現や絵の具を上からこぼしたような表現を示します。また、中には「T字」や「Y字」、「イ」のような形の模様が現れる個体もいます。
ちなみに、スーパーアスファルトは別名 The 401 Ball(401 Ball)とも呼ばれることがあります。
出典:Todd Constable / WORLS OF BALLPYTHONS
その他、アスファルトは、同じスーパーストライプコンプレックスのイエローベリー、グラベル、スペクター、スパークと合わさることで大きく表現が変わることが分かっています。
出典:Wilbanks Captive Bred Reptiles / morphmarket
出典:Danner Constrictors / morphmarket
出典:Wilbanks Captive Bred Reptiles / morphmarket
出典:Frameshift Reptiles LLC
ボールパイソン アスファルトは、2009年、カナダのブリーダーTodd Constableによって初めて証明されました。
また、それから4年後の2013年には、スーパー体の繁殖にも成功しアスファルトが不完全優性(顕性)遺伝であることを証明しました。
ボールパイソン アスファルトの尻尾は、体と同じような色を示します。
また、尻尾付近の背面の模様は、途切れのないストライプを示す個体が多くいます。