ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン コンフュージョンは、表現に大きく影響を与え、さらに体色にも影響を与える顕性(優性)のパターン、カラーモルフです。
体の基調となる色は、黒色をしています。
体の模様は、大きく乱れ、パズルのピースような形や、ぐらついた帯状の形を示します。
また、エイリアン柄の黒いスポットも大きく乱れたりするほか、縮小し虫食いのようなスポットを示す個体もいます。
また、模様の色は、黒みがかった黄土色や、黒みがかった茶色、オレンジ味の強い茶色などと、個体差があります。
コンフュージョンは、他のモルフと組み合わさった際、大きくはパターンに影響を与えますが、色味にも影響を与えると言われています。
コンフュージョンが、入る事で黒系のカラーモルフと同じような効果を示す事があります。
例えば、ラベンダーアルビノとコンフュージョンを掛け合わせた際は、模様のオレンジ色が強くなるなど、ブラックパステルのような黒系のモルフと同じような色の変化を与える事があります。
ボールパイソン コンフュージョンは、2011年にドイツのブリーダーStefan Wieserによって初めて証明されました。
2008年、Stefan Wieserはアフリカから輸入された、いく匹かのボールパイソンの中から、コンフュージョンの原種となるオスのボールパイソンを発見しました。
そのボールパイソンは、白い模様がなく、不規則な豹柄の模様が特徴的な個体でした。
その約3年後の2011年、Stefan Wieserは、コンフュージョンの原種から7個の卵を取る事に初めて成功しました。また、その7個の卵のうち3個がコンフュージョンの原種と同じような表現をしていたそうです。
ちなみに、コンフュージョンと表現が酷似している、アシッドというモルフも、2011頃の同時期に広まったとされています。
一説によると、ヨーロッパに輸出されたコンフュージョンの原種のクラッチメイトが、アメリカにも同時期に輸出されアシッドと名づけられてたとも言われています。(書:PYTHON REGIUSにて)
ボールパイソン コンフュージョンの尻尾は、体色と同じような色、表現をしています。