ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン トライストライプは、模様に大きく影響を与える劣性(潜性)のパターンモルフです。
トライストライプの大きな特徴として、体の背面、側面に綺麗なストライプ模様が入ります。
トライストライプの体の基調となる色は、黄土色やオレンジ味の強い茶色をしています。
体の模様は、モルフ名の由来でもある、3本のストライプが入った表現を示す個体が多くいます。
体の側面のエイリアン柄は、全てがつながり、ノーマルボールパイソンで見られるエイリアン柄の黒いスポットが1本のストライプして現れます。
また、背面には太いブラックバックがはっきりと現れます。
ブラックバックは、1本の綺麗な線模様を示す個体もいれば、多少途切れる個体もいます。
トライストライプには、TSKライン以外にも、KMRライン、Bloodlinesライン、Maddoxラインといった実証済みのラインがいくつか存在します。
ボールパイソン トライストライプは、2008年にTSK(The Snake Keepers)によって遺伝性が証明されました。
TSKは、2001年にアフリカでファームハッチしたトライストライプの原種を購入しました。
それから4年後の2005年、彼らは購入したトライストライプの原種からノーマルの表現をしたボールパイソン(het トライストライプ)を繁殖しました。
さらに、3年後の2008年、生み出したノーマル表現のボールパイソン(het トライストライプ)をかけ戻し、トライストライプの表現をしたベビーを生み出すことに成功しました。
TSKは、2005年と2008年の繁殖により、トライストライプが劣性(潜性)遺伝であることを証明しました。
ボールパイソン トライストライプの尻尾は、体と同じような色、表現を示します。