GHIGHI

※ 写真は、GHI het クラウンになります。

GHIGHI

遺伝子:不完全顕性(不完全優性)

コンプレックス:-

発見者:Matt Lerer

発見年:2007

タイプ:カラー/パターン

別名:Gotta Have It

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GHIについて

ボールパイソン GHIは、体色と模様に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。

体の基調となる色は、個体差がありますが黒色です。
模様は、大きく穴が空いたエイリアンヘッドをしており、色は明るい黄色がかった金色と暗褐色のグラデーションです。そのラデーションにより、模様が光ってるように見える事があります。
また、GHIはスーパー体になるとさらに体色の黒さが際立ち、サイドの模様が薄くなる傾向があります。


歴史について

ボールパイソン GHIは、2007年にMatt Lererより発見されました。
Matt Lererは、フロリダに到着した輸入貨物の中から2匹のGHIを発見しました。さらに彼は、同じ輸入業者からの次の便で3匹目のGHIを発見しました。


表現について

ボールパイソン GHIの頭は、体色と同じような黒色をしています。
また、ヘッドスタンプはあまり確認する事ができず、頭全体が黒一色で覆われている個体が多いです。
顔の模様は、ノーマルのボールパイソンとさほど変わりはないですが、模様の色が体の模様同様に明るい金色をしています。

ボールパイソン GHIの体の基調となる色は、個体差がありますが黒色で、模様は、大きな穴が空いたエイリアンヘッドをしています。さらに、大きな穴の周りには虫いのような小さい穴が確認できます。
また、模様の色は明るい黄色がかった金色と暗褐色のグラデーションです。そのグラデーションにより、模様が光ってるように見える事があります。

ボールパイソン GHIのお腹は、模様がない綺麗なものから、斑点のような模様がたくさん確認できるものまで様々です。

ボールパイソン GHIの尻尾は、体色と同じような色をしています。
また、模様の乱れも体と同じような乱れ方をしています。


GHIのコンボモルフのすすめ

GHIは、体色と模様の両方に影響を与えます。
体色には、黒さを与え、模様には乱れと、虫食いのような穴あきの表現を与えます。

また、合わせるモルフによっては、GHIが入ることでサイドの柄が消失したり、背中にストライプが入ったりと面白い変化も見られます。
GHIはその名の通り、「Gotta Have It(手に入れるべき)」と言えるでしょう。
1匹持っていた方が良い、万能なモルフだと思います。
暗い系のモルフ、明る系のモルフ、パターン系のモルフなど様々なモルフと相性が良いです。

また、GHIは意外とお決まりのパターンのコンボ狙いで繁殖している人が多いイメージです。
そのため、他の人が試していない組み合わせを探すのも面白いかもしれません。

クラウン

©︎出典:Scalez Reptiles

少し黒みを帯びた体色に、乱れたエイリアンがかっこいいです。
また、GHIクラウン特有の薄く広がったような頭の模様が確認できます。
体色の比べると頭の色が少し薄い茶色になっています。

アザンティック

©︎出典:Rustys-balls

GHIとアザンティックは、相性がいいなと思います。
黒と銀光したエイリアンがとても美しいです。

さらにここに、ハイポやデザートゴーストを入れた姿を見てみたいです。

ラベンダーアルビノ

©︎出典:KINOVA

オレンジ模様の乱れがとても美しいです。
また、エイリアン柄の中に、白色の虫食いの表現が散らばり、とても綺麗な見た目になっていると思います。

ハイポ

©︎出典:Fortune | Reptiles

若干紫がかった灰色の体色がとても美しいです。
また、個体によっては、黄色の模様部分が、金色っぽい綺麗な表現をすることもあります。

ブラックヘッド

©︎出典:Juggernaut Reptiles

暗い系のコンボが好きな方には、たまらない表現かと思います。
黄色っぽい模様と真っ黒の体色のコントラストがとても美しいです。
また、ブラックヘッドにもエイリアン柄の中に虫食いの表現を与える効果があるため、GHIと相まって、その作用が強くなり、エイリアン柄が中をくり抜かれた縁だけの表現を示しています。


コンフュージョン

©︎出典:Bobs Balls

体色の黒が漆黒って感じでかっこいいですね。
コンフュージョンも暗い系のモルフのため、相乗効果で体色の黒がパキッと現れていると思います。
GHIの効果でシングルのコンフュージョンより、エイリアン柄が縮小し体色の黒い部分が広がっていると思います。また、エイリアン柄のざらざらした表現もいいなと思います。


©︎出典:Goldenboy Reptiles

GHI コンフュージョンのクラウン化により、かなりイカつ目の表現になっていますね。
悪そうな顔と、全体的に黒味がかった感じがとてもカッコいいです。

モハベ

©︎出典:MacLean Morphs

GHIとモハベの組み合わせは、定番コンボという事だけあり、かなり相性がいいです。
モハベと合わさることで、サイドの模様が薄くなる傾向があります。
また、背中にストライプが現れる個体も多くいます。

レッサー/バター

©︎出典:Bravo Zulu Ball Pythons

レッサーやバターとGHIの組み合わせも、個人的には好きな組み合わせです。
同じBELコンプレックスのモハベなどと比べ、少しクリーミーな表現を示します。


©︎出典:Moore Pythons LLC

GHI バター バナナ レオパード ファイアの5重コンボです。
オレンジがかった茶色の体色と、白の模様の組み合わせがとても綺麗だなと思います。

ストレンジャー

©︎出典:Amos Reptiles
©︎出典:Top Shelf Morphs

ストレンジャーとGHIが組み合わさるとサイドの模様が消失気味になり、背中にストライプの模様が現れる傾向があります。
もちろん、ストレンジャーの表現自体にもよるとは思いますが、GHI ストレンジャーの表現が想像とは違い意外だったので、紹介です。


感動したコンボ

©︎出典:Northcoast Constrictors

GHI パステル ファントム スパイダー VPIアザンティックの5重コンボです。
多重すぎて判定が難しそうですが、パステル、スパイダー、GHIの3つが合わさった表現が個人的には好きなので、感動したコンボに追加しました。


©︎出典:Circle City Constrictors

スーパーマホガニー GHIのコンボです。スマの黒さにも個体差があるため、元々のスマ自体が黒い可能性もありますが、かなり黒いなと感動しました。
また、GHIとスマのコンボは見たことがなかったので、珍しいなと思い紹介です。


©︎出典:Canadian Regius

GHI チョコレート モハベ ハイポの4重コンボです。
淡い紫色がとても美しいです。
誰が見ても綺麗だなと思える、素晴らしい1匹だと思います。


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GHIのギャラリー&提供画像

ボール

GHI クラウン p YB

ボール

GHI バター ファイア het クラウン

ボール

GHI パステル スポットノーズ het クラウン


参考文献・出典

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