マホガニーのシングル表現を2個体掲載しました。
どちらもマホガニーらしい特徴がしっかり出ています。
個体によってパターンの細かさは異なりますが、全体的に黒みが強く、頭部が焦げ茶色になっているのが共通しています。
差が少なく安定した表現を見せるのもマホガニーの魅力の一つです。

パターンモルフが2つ入ったコンボ個体です。
GHIとマホガニーの組み合わせで丸みを帯びたパターンが形成され、 お腹にかけてYBの効果で乱れた表現が加わっています。
全体的に非常に綺麗で、調和の取れた仕上がりです。
マホガニーが入るとパターンが丸みを帯びる傾向が強く、 クラウン化すればさらに迫力のある表現になるでしょう。
また、ゴーストなどで色味を変えるのも面白いです。

シンプルな組み合わせながら、驚くほど美しい個体です。
どちらのシングル表現からも想像できない細かく繊細なパターンが出ています。
マホガニーもサイプレスも丸みのある模様を作る傾向があり、 それが重なった結果、より緻密でバランスの取れた表現になっています。
ホモ化した時の表現も非常に興味深いです。

コンフュージョンの乱れとレースの明るさ、そしてマホガニーの深みが融合した個体。
全体的に黒く仕上がりつつも、お腹側ではレースの影響で模様が明るく浮き出ています。
マホガニーとレースで丸みを帯びたパターンを形成し、 コンフュージョンで全体を乱すことで独特の立体感が生まれています。
ホモ化しても美しく、さらにパターンモルフを加えると非常に面白い表現が期待できます。

スマはスーパーマホガニーの略称です。
スーパー体になるとパターンがほとんど消失し、細いストライプが残る程度になります。
8ボールよりも奇形率が低く、繁殖でも人気が高まっています。
この個体はそれをゴースト化したもので、可愛らしく幻想的な印象です。
繁殖個体としてもペットとしても非常に優秀な個体です。

スーパーマホガニーにエンチとパイがホモで入った個体です。
スマ×パイのみだと白黒の「パンダパイ」状の模様になりますが、 エンチが入ることで金属的で錆びたような独特の色味になります。
唯一無二の表現で、ここにYBやODを加えるとまた新たな表現が期待できます。

クラウンホモ体のマホガニーです。
シングルとは全く異なる表現ながら、マホガニー特有の丸みを帯びたパターンがしっかり残っています。
頭部は焦茶色がより強調され、パターンが消失する部分も可愛らしく見えます。
どんなモルフを組み合わせても面白い表現を見せてくれる魅力的な個体です。

HGWの渋さとYBの赤み、そしてマホガニーの深みが絶妙に組み合わさった個体です。
HGWの角ばりをマホガニーが柔らかくまとめ、パターンを細かく整えています。
非常にかっこよく、クラウンホモ体としても完成度の高いコンボです。

国内繁殖の素晴らしい個体です。
SNをセーブルで黒く乱し、マホガニーが加わることでさらに深みと濃さを演出。
SNとマホガニーの丸みあるパターンをセーブルがバランスよく乱し、 お腹側ではYBの効果で細かな模様が出ています。
RSの有無を見抜くのは非常に難しいですが、全体の調和が見事な完成度です。

マホガニーは、どの方向に振っても独特の変化を与える特別なモルフです。
繁殖においても1匹いるだけで表現の幅が大きく広がり、楽しみが増えます。
海外でもマホガニーを使ったコンボが多く生み出されており、 SNSなどで世界中の個体を見るのもおすすめです。
自分好みのマホガニーを見つけて、ぜひ繁殖やコレクションに取り入れてみてください。