ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
遺伝子:不完全顕性(不完全優性)
コンプレックス:8 ボール コンプレックス
発見者:Corey Woods Reptile発見年:2001
タイプ:カラー/パターン
別名:HRA, ヘテロレッドアザン, Lace Black Back
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
To all Ball Python Breeders Worldwide
We take my hat off to ball python breeders all over the world.
We also hope to increase the number of ball python fans in Japan.
ボールパイソン ヘテロレッドアザンティック(以下ヘテロ レッドアザン)は、色と模様の両方に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
ヘテロレッドアザンは、現在のところ8 ボール コンプレックスと言われています。
体の基調となる色は、赤みがかった黒色や黒褐色を示します。
また、体の側面のエイリアン柄の間は、炎のようなハイライトが確認できる個体も多くいます。
さらに、ヘテロレッドアザンの特徴として、背中に広めのブラックバックが確認できる事がよくあります。
体の模様のエイリアン柄は、栓抜きのような形をしていおり、色は緑がかった黄色をしています。
また、エイリアン柄の下(お腹付近)は白い縁取りが確認できるのも特徴です。
ヘテロレッドアザンはスーパー体になると、模様の色彩が薄くなるような表現をし、べジューのような色になります。また、エイリアン柄はヘテロ レッドアザンに比べシャープになります。また、中にはエイリアン柄が連なって現れる個体もいます。(色や表現に関して、個体差が結構あるイメージです。)
また、ヘテロレッドアザンは、スーパー体になると、レッドアザンと呼ばれます。ちなみに、ヘテロレッドアザンはヘテロとついていますが、不完全優性(顕性)であるのでご注意ください。
■ レットアザン(Red Axanthic)
https://assets.pinterest.com/ext/embed.html?id=1041738957532633585ボールパイソン ヘテロレッドアザンティックは、2001年、カナダのブリーダー Corey Woodsによって発見されました。
Corey Woodsは、2001年により多くのブラックバックのボールパイソンを期待し、ブラックバック同士の交配を行いました。
その結果、驚いたことに、アザンティックのような表現をする2匹の「奇妙な」見た目のボールが生まれました。
生まれた、2匹は紫色のような頭をしていたそうです。
その後、Corey Woodsは生まれたレッドアザンから、ヘテロ レッドアザンを繁殖し、ヘテロレッドアザンが不完全優性(顕性)である事を証明しました。
Corey Woodsは、ヘテロレッドアザンという名前についてこのような事をのべています。
『(ヘット・レッドアザン)」という言葉は、人によっては混乱を招くかもしれません。しかし、それは実際、レッドアザンを元にした(レッドアザンのための)「ヘット」なのです。もしかしたら、もっとクリエイティブな名前の交配種を思いつくかもしれません!』
ボールパイソン ヘテロレッドアザンティックの体の基調となる色は、赤みがかった黒色や黒褐色を示します。
また、体の側面のエイリアン柄の間は、炎のようなハイライトが確認できる個体も多くいます。
さらに、ヘテロレッドアザンティックの特徴として、背中に広めのブラックバックが確認できる事がよくあります。
体の模様のエイリアン柄は、栓抜きのような形をしていおり、色は緑がかった黄色をしています。
また、エイリアン柄の下(お腹付近)は白い縁取りが確認できるのも特徴です。
ボールパイソン ヘテロレッドアザンティックの尻尾は、体と同じような色と模様を示します。
レッドアザン クラウンになると、さらにサイドの模様が乱れ、黄色味がさらに薄くっているように感じます。
ブラックヘッド クラウンよりも、ヘテロレッドアザンが入ることにより黄色味が少なくなっている気がします。こっちの方が好みです。
また、頭と首の色がさほど変わらないのもいいですね。
ヘテロレッドアザンはパイボールと組み合わさることで、ハイホワイトの表現を示すことが多いです。また、個体差がありますが、頭に模様が残る個体が多いです。
模様の色味はマホガニーパイのようなくすんだ黄色を示します。
デザートゴーストとの組み合わせは、なるほどって感じですね。
ここまでくるとおぉってなります。レッドアザン、レオパード、スーパーパステルの模様の乱れがいい感じに調和しています。
しかも、DGの影響でスッキリした色合いになっているのも最高です。
対立遺伝同士の組み合わせで、ブラックパステルの影響を強く受けたコンボになります。背中のストライプ、サイドの乱れがとてもかっこいいです。
体色(黒の強さ)は個体差が大きくありそうです。
オニキスのブラックパステルがシナモンに変わったバージョンです。
こちらも、対立遺伝同士の組み合わせですね。
ブラックパステルとシナモンはそもそも似ているので、オニキスとガーゴイルもあまり表現は変わらないかというイメージです。
もし、違いがわかるかたいらっしゃったらおしえてください。
ファイアが入ると、よりエイリアン柄がみだれるプラス、明るくなっていいですね。
なんちゃってスポットノーズですね。w
こちらは、なんちゃってモンスーンですね。w
ヘテロレッドアザンはクラウンと組み合わさることで、背中のブラックバックがまっすぐ入る傾向があります。
また、個体差があると思いますが、サイドのエイリアン柄はつながったような表現を示しています。