ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
遺伝子:不完全顕性(不完全優性)
コンプレックス:-
発見者:Markus Jayne Ball Pythons発見年:2002 ~ 2005?
タイプ:カラー/パターン
別名:-
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン ブレードは、色と模様の両方に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
体の基調となる色は、赤みがかった黒色や黒褐色を示します。
また、ブレードの特徴として、歪んだストライプが体のサイドに現れます。
ちなみに、ブレード(刃)のような背中の模様(ブラックバック)が確認できるのはクラウンと合わさった時です。
体の模様のエイリアン柄は、大きく乱れ、黒いスポットが減退する傾向があります。
また、多くの個体で、エイリアン柄の下(お腹付近)に白い縁取りが確認できます。
ブレードはスーパー体になると、エイリアン柄は横に広がり、隙間の空いたストライプのような表現を示します。
また、感覚ですがシングル時より、乱れが少しすっきりなるかと思います。
また、個体差がありますが、エイリアン柄と黒いストラプの間に僅かに白い縁が入る個体もいます。
ボールパイソン ブレードは、2002年〜2005年カナダのブリーダー Markus Jayne Ball Pythonsによって証明されました。
当時は、ブレードの存在がよく分かっておらず、リデュース系のクラウンとしてBHBにより販売されていましたが、それをMarkus Jayneがクラウンとブレードの遺伝子に分離した感じです。
※ 以下、ブレードに関してはいろんな情報が飛び交っているようなのでMarkus Jayne Ball Pythonsがカナダのレプタイル掲示板で発言した内容を記載。
🔊 ”2005年に、私はBHBから大幅に値下げされたクラウンのオスを購入しました。
Sean Bradley(exoticsbynatureco)も1匹購入しましたが、私のものよりもさらに値引きされていました。
私は縮小パターンのヘビの大ファンであり、アルビノの遺伝子と交配させる計画を立てていました。
購入したオスの最初の子供も非常に縮小した模様をしていたので、私自身の目的のためにタイガーと呼ぶことにしました。その後、タイガーという名前は後にデザート エンチ コンボに取られ、タイガーという名前を使用すると混乱を招くので、この名前をやめました。
そこで、この遺伝子にふさわしい、定着しそうな別の名前を考えてみることにしたんです。その結果、「The Blade(刃)」という名前に決めました。
その後すぐに、この遺伝子を研究していたSean Bradleyもこの名前を採用し、今では普通に使われているのを見かけるようになりました。
この遺伝子を作ったのは私ではなく、BHBがすべての賞賛に値するのです。私や他の研究者は何年もBlade遺伝子を研究してきましたが、ようやくそれにふさわしい評価を受けるようになりました。この遺伝子を扱うのはとてもエキサイティングなことで、SeanがClownプロジェクトで成し遂げたことは、まさに驚きとしか言いようがありません!”
ボールパイソン ブレードの尻尾は、体と同じような色と模様を示します。
リデュースの代表格同士の組み合わせですが、多くの個体でブラックバックが途切れ途切れになる傾向があるようです。この表現は、以外でした。
また、エンチが入ると、ブラックバックが赤みを帯びた茶色っぽい表現を示します。
個人的な好みになりますがブレード クラウンに何かを当てるとしたら、チョコレートとかもいいなと思います。
確かに、レオパードやオレンジドリームとぶつけてブラックバックのストライプを際立たせるのも綺麗ですが、チョコレートを使い逆に少し太くするのもありかなと思いました。
また、黒色がパキッとなりコントラストがはっきりするのもいいですね。
かなり判定が難しいです...実物をまじまじと比較したくなりますね。
通常のパイに比べ、サイド模様がお腹付近まで伸びていて、若干、黒色ストライプの名残が現れている感じでしょうか。。w
うーん難しいです、ブレード パイの見分け方、明文化できる方いたら教えてください。
だよねって感じの表現ですが、綺麗ですね。ちょっとアムール デザゴあたりと表現が似ている気がします。
個人的には、ファイアフライ(ファイア パステル)とかにしてめちゃめちゃ黄色みが強い個体をみてみたいです。
シルバータイガーって感じでかっこいいです。
こうなるとやはり、パステルやファイアを入れてもっと白くしたいですね。
まさに刃。コレクションとして1匹キープしたいコンボです。
エンチとブレードの組み合わせは、綺麗なストライプ柄を示します。個体差あると思いますが、ストライプの1つ1つの幅が狭く現れるのは綺麗だなと思います。
GHIの乱れも、ブレードの影響を受けて若干ストライプ気味になっています。
クラウンのホモ体になるとまた大きく変わってきますが、2重コンボの段階では結構好きな表現です。
OD YB Leopard Clownでも近い表現になりますが、流石にここまで綺麗にはならないだろうという事で、勝手にブレードの力なのかな?と思っています。(個体差もあるとお思いますが)
それに頭の模様も綺麗ですね。
上から、ホワイトチョコを垂らしたような綺麗な表現をしていて感動しました。
また、ブラックバックの黒い縁取りもいいです。
これは実物見てみたですね。
リデュースクラウンコンボの代名詞的な存在、ブレード クラウン。刃のようなブラックバックが綺麗に入ります。どうみてもブレード(刃)ですね。
また、よく似たコンボ表現で、エンチ クラウン(画像3枚目)がありますが、明確な違いとしてはエンチ クラウンは頭に剣の持ち手のような形の模様が入ります。
こっちの方がブレードじゃねか...って思うかもしれませんがエンチ クラウンは2012年に初めてプロデュースされたので、ブレードよりずっと後の話です。