バニラVanilla

遺伝子:不完全顕性(不完全優性)

コンプレックス:ブラックアイリューシスティック

発見者:Chris McQuade / Gulf Coast Reptiles

発見年:2000

タイプ:カラー/パターン

別名:-

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※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。

To all Ball Python Breeders Worldwide

We take my hat off to ball python breeders all over the world.
We also hope to increase the number of ball python fans in Japan.

バニラについて

ボールパイソン バニラは、色と模様に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
バニラは、ファイアととても似たモルフで体色が全体に的に明るくなる特徴があります。

体の基調となる色は、暗褐色、黒褐色をしています。

体の模様は、ノーマルに似たような表現を示しますが、エイリアン柄の黒いスポットは少なくなる傾向があります。
また、エイリアン柄の色は、明るい黄土色を示します。

バニラはスーパー体になると、体色がより明るくなり、個体によっては金色のような表現を示します。
また、エイリアン柄の黒いスポットも大きく減少する傾向があります。


Super Vanilla

出典:TallGrass Reptiles / morphmarket


歴史について

ボールパイソン バニラは、2000年にGulf Coast Reptilesによって初めて繁殖されました。

1999年、アフリカで捕獲された野生のバニラがアメリカへ輸入されました。
それから、約1年後の2000年、Gulf Coast Reptilesは初めてバニラの繁殖に成功し、バニラの遺伝性を証明しました。
また、その2年後の2002年、Gulf Coast Reptilesは、スーパーバニラの繁殖にも成功し、バニラが不完全優性(顕性)遺伝であることを証明しました。


表現について

ボールパイソン バニラの頭は、明るく色抜けしたヘッドスタンプが現れます。
また、ヘッドスタンプはバッチのような円形の模様が複数合わさった形をしています。
中には3つの円形が合わさり、逆さまのミッキーのように見える個体もいます。

出典:World Of Ball Pythons

ボールパイソン バニラの体の基調となる色は、暗褐色、黒褐色をしています。

体の模様は、ノーマルに似たような表現を示しますが、エイリアン柄の黒いスポットは少なくなる傾向があります。
また、エイリアン柄の色は、明るい黄土色を示します。

出典:World Of Ball Pythons
ボールパイソン バニラのお腹の中央付近は、きれいな白色の鱗をしていますが、両サイド付近は黒の破線模様が不規則に入る傾向があります。

ボールパイソン バニラの尻尾は、体と同じような色、表現を示します。

出典:World Of Ball Pythons

バニラのギャラリー&提供画像

ボール

バニラクリーム(バニラ ファイア)

ボール

スーパーパステル バニラ