ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン ディスコは、色と模様に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
ディスコは、ファイアやバニラととても似たモルフで体色が全体に的に明るくなる特徴があります。
体の基調となる色は、暗褐色、黒褐色をしています。
体の模様は、ノーマルに似たような表現を示しますが、模様自体は歪み、エイリアン柄の黒いスポットは少なくなる傾向があります。
また、エイリアン柄の色は、明るい黄土色を示します。
ディスコはスーパー体になると、体色がより明るくなり、個体によっては金色のような表現を示します。
また、エイリアン柄の目ような黒いスポットは大きく減少し、小さな黒いスポットがまばらに広がる傾向があります。
さらにスーパーディスコの特徴として、エイリアン柄の縁は荒めの表現になっている特徴があります。
出典:TallGrass Reptiles / morphmarket
ディスコは、ファイアと対立遺伝である事がわかっています。
ディスコとファイアの組み合わせは、ディスコ インフェルトと呼ばれ、サイドの模様はドット絵のような表現を示す、とても魅力的な見た目をしています。
出典:TallGrass Reptiles / morphmarket
ボールパイソン ディスコは、2004年にTed Thompsonによって初めて繁殖されました。
Ted Thompsonは、2000年にアフリカのファームでハッチしたメスの幼体を輸入しました。
それから、4年後の2004年にディスコの繁殖に成功し、ディスコの遺伝性を証明しました。
さらに、それから5年後の2009年、Ted Thompsonは、スーパーディスコの繁殖に成功し、ディスコが不完全優性(顕性)遺伝であることを証明しました。
ちなみに、ディスコとの対立遺伝あるファイアとの組み合わせ(ディスコ インフェルノ)は、2011年にPaul Milesによって初めて繁殖されました。
ボールパイソン ディスコの尻尾は、体と同じような色、表現を示します。
出典:Ted Thompson / World Of Ball Pythons