ボールパイソン専門サイト ~ Infinity of Ballpython
遺伝子:不完全顕性(不完全優性)
コンプレックス:ブルーアイリューシスティック
発見者:Tom Baker Reptiles発見年:2005
タイプ:カラー/パターン
別名:-
※LilBallsスタッフ一同、モルフについて日々学習しておりますが、情報について100%の保証をすることはできません。 そこで、モルフ図鑑はみなさんと一緒に日々更新していけたらと思っております。間違いやご指摘、画像のご提供お待ちしております。
ボールパイソン スペシャルは、色と模様に影響を与える不完全優性(顕性)のカラー/パターンモルフです。
体の基調となる色は、ノーマルに似た暗褐色をしていますが、サイドのお腹付近に明るい黄色の炎のようなハイライトが巻き上がるように現れます。
体の模様はノーマルとさほど差はありませんが、スペシャルの方がエイリアン柄の横幅が狭いような気がします。
また、エイリアン柄の中身はザラザラした小さな黒いスポットが広がるのも特徴です。
スペシャルはスーパー体になると、ピンク色を帯びたオレンジ色に、白色がかかったような表現を示します。
出典:MorphMarket/Null Void Reptiles
ボールパイソン スペシャルは、2005年にTom Baker Reptilesによって発見されました。
Tom Baker Reptilesは2005年に、モハべのオスと、ほぼノーマルにみえるメスから、卵を取りました。
その卵を孵化してみると、見たことのない表現のボールパイソンが突然変異的に現れたそうです。
それは、後で分かったことですがモハベ×スペシャル(クリスタル)だったそうです。
その後、Tom Baker Reptileは生まれた個体にクリスタルと名付け、もう一度ノーマルのボールパイソンと交配させ、スペシャルを取得しました。
また、それから約2年後の2007年、米国のブリーダーであるMarshall van Thorreによって、スペシャルは不完全優性(顕性)遺伝であり、かつ、ブルーアイリューシスティックである事が証明されました。
ボールパイソン スペシャルの尻尾は、体と同じような色、表現を示します。