飼育

卵から成体まで、ボールパイソンの寿命と成長過程について解説

2022年07月26日

eyecatch

こんにちは、Lil Balls スタッフのIgaです。

ボールパイソンは「よく長生きする」なんてことを聞くと思いますが、実際どれくらい生きるのかやオス、メスで寿命が違うのかなど疑問はありませんか?
長い間一緒に生きていくと考えると、ペットの寿命や成長過程は知っておきたいものですよね。
そこで、今回はボールパイソンの寿命や成長過程について解説させて頂きます。

ボールパイソンの寿命

野生下でのボールパイソンは、測定方法が難しく明確にわかっていないのですが、
飼育下でのボールパイソンの寿命は、平均で20年~30年ほどと言われています。

最長では、フィラデルフィア動物園で47年生きたという記録が残っています。
飼育下での寿命が20年を超えるとなると、生涯のパートナーと言っても過言ではないですね。
お迎えすときは必ず20年以上一緒に過ごせると納得した上で、お迎えすると良いと思います。

性別で寿命は違うの?

ボールパイソンは、オスメスで体の大きさ違います。メスの個体の方が、オスに比べ大きい特徴があります。
しかし、体の大きさが違えど寿命に大きな差はありません。
オス、メス共に40年以上生きたと推定されるボールパイソンが確認されています。

ボールパイソンの成長過程

ボールパイソンのメスは、1回の出産で約5〜10個の卵を産みます。卵の大きさは6cmほどでニワトリの卵ほどの大きさです。
卵は、30℃ほどの環境で平均50~60日で孵化します。卵の中の赤ちゃんは、出てこれる状態になると牙を使い卵を破って出てきます。
繁殖下でのボールパイソンの卵は、自発的に出てくることを待たずに人の手で卵が切られることもあります。
ボールパイソンは孵化すると、1分以内で動くことができます。

幼体

幼体のボールパイソンは、約60cmほどの長さです。
個体の大きさは、メスの方がオスにくらべ早く大きくなる傾向があります。
ボールパイソンは、幼体と呼ばる期間は人によりますがおおよそ生後2~6ヶ月の間になります。
ボールパイソンは、体の大きさに合った餌のサイズを好みます。他の蛇と比べ、大きすぎる餌は消化することが難しいので注意が必要です。
一般的には、ボールパイソンの体重の15%以上の餌を与えないようにすることが好ましいとされています。
また、性成熟はオスの方が早いと言われています。
オスのボールパイソンは、生後約8ヶ月ほどで性的に成熟します。
一方、メスのボールパイソンは性成熟するのに約2年ほどかかると言われています。

Lil Rats 〜 蛇ブリーダーの営む国産ラット・マウス販売店

Lil Rats 〜 蛇ブリーダーの営む国産ラット・マウス販売店

飼育

PR

成体

ボールパイソンは、フルサイズに達した際に成体と呼ばれることが多いです。
おおよそ、3年ほどでフルサイズに達します。
メスのボールパイソンは、オスに比べ大きく100cm ~ 150cmほどの大きさになります。
一方オスのボールパイソンは、60cm ~ 120cmほどの大きさになります。

メスのボールパイソンは、晩年まで卵を産むことができると言われており、10年を超えた個体でも繁殖可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回はボールパイソンの寿命や成長過程について解説させて頂きました。
20年以上生きるボールパイソンは、生涯のパートナーとしてもとても魅力的なペットだと思います。
自分が20年愛していけるような、素敵なボールパイソンと出会えるといいですね。

こちらの記事もおすすめ

Lil Ballsリル・ボール

ボールパイソン専門店

こんにちは、ボールパイソンブリーダー兼専門販売店のLil Ballsです。
みなさんとボールパイソンの最高の出会いをお手伝いできるよう、情報発信していきます。


ランキングRanking