こんにちは、Lil BallsのIgaです。
みなさんは、ペットのボールパイソンが餌を食べなくなる拒食を経験した事がありますか?
今までに普通に食べていた子が、食べなくなったらみんな心配ですよね。
そんな時に、やりがちなのが無理やり餌を食べさせてしまう事
しかし、ボールパイソンにとって必ずしも今のタイミングで餌が必要だとは限りません。
そこで今回は、ボールパイソンが拒食になった際、やりがちなNG対応を3つほどご紹介させて頂こうと思います。
※ 本記事は、あくまで経験や過去の文献による一例であり、結果や精度を保証するものではありませんので、最終的な判断は自己責任でお願いします。
拒食とは
拒食とは、簡単にいうと食べることを拒むことです。
人間は、拒食と聞くとどうしても悪いイメージを持ちがちですが、爬虫類とっては拒食(餌を食べない間隔が伸びる)はそんなに悪いことでもありません。
爬虫類は、変温動物といい外部の温度により体温が変化します。逆に言うと、自分で熱を発する必要がない動物です。
つまり、自分で熱を発する必要がないのでエネルギー消費をおさえる事ができる体質なのです。
そのため、ある程度の期間餌を食べなくても、じっとしていればエネルギー消費が少なく、十分に生きていけるのです。
NG対応3選
高頻度で給餌にトライする
これは、よくやりがちなNG行為なのですが、心配で毎日餌をあげようとトライする飼い主さんがいます。
しかし、ボールパイソンは1度拒食入ると、毎日餌を前にだされても食べようとは思ってくれません。
むしろ、餌(ネズミ)が怖いの物、嫌な物だという習慣がついてしまい、余計に食べなくなってしまう可能性があります。
そのため、拒食時の給餌トライは、1週間に1回ほどがよいかなとLil Ballsでは考えています。
すぐ強制給餌をする
強制給餌は、最終手段だと考えておいた方が良いでしょう。
どうしても、強制的に餌を押し込む行為は、生体にストレスがかかりますし、ピンセットなどで生体を傷つけるリスクもあります。
また、強制に慣れると、強制でしか餌を食べてくれなくなるなんてこともあります。
そのため、どうしても痩せすぎてやばい、なんて時以外は他の方法で拒食改善を行った方が良いと思います。
活餌を入れて長時間放置する
これは、NGとまではいきませんが、拒食改善のために活餌を与える際には、長時間放置しないよう注意してください。
ネズミがボールパイソンを噛んで、ボールパイソンが怪我をしてしまった、なんて事もよくあります。
また、臆病な子だとネズミを余計に怖がる機会を与えてしまうため、注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
不安や心配から、ボールパイソンに餌を食べさたいと思う気持ちは大変よくわかります。
しかし、そんな時は一度立ち止まりボールパイソンの身になって考えてあげてください。
また、ボールパイソンの飼育において拒食はつきものなので、飼い主さんも餌を食べてくれないもどかしさに慣れる事が大切だと思います。